プロジェクト構成
- 解説
- 1. JSPファイルの構成
- 2. フォルダー構成
- 2. URLの構成
解説
1. JSPファイルの構成
「index.jsp」の構成を確認しましょう。
<%@ page language="java" contentType="text/html; charset=UTF-8"
pageEncoding="UTF-8"%>
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>入力フォーム画面</title>
</head>
<body>
<p>Hello World!</p>
</body>
</html>
ページディレクティブとは
1- 2行目の「<%@ page ~ %>」は、ページディレクティブと言い、JSPファイルの設定を記述します。
構文:ページディレクティブ(JSPファイルの設定)
<%@ page 属性名="値" %>
例)index.jsp
<%@ page language="java" contentType="text/html; charset=UTF-8"
pageEncoding="UTF-8"%>
「index.jsp」のページディレクティブの設定
language="java" | JSPで使用する言語 |
contentType="text/html; charset=UTF-8" | JSPが出力するコンテンツの型・文字コード |
pageEncoding="UTF-8" | JSPを記述しているソースの文字コード |
※上記の設定は、JSPファイルを使用する際のお決まりの設定なので、コピペで対応できればOKです。
ページディレクティブより下のソースは、通常のHTMLファイルと同じ構成です。
以降の手順では、bodyタグ内にプログラムを記述していきます。
2. フォルダー構成
前のページで作成したプロジェクトのフォルダー構成を見ていきましょう。
eclipseでは動的WEBプロジェクトを作成すると、Webアプリケーション開発に必要なフォルダー構成を自動生成してくれます。
サイドバーのパッケージ・エクスプローラーから「form_jsp」フォルダーの中身を確認してください。eclipseによって自動生成された複数のフォルダーが並んでいますが、基本的には「src/main/java」フォルダーと「webapp」フォルダーの中にファイルを作成していきます。
フォルダー名 | 配置するファイル |
---|---|
src/main/java | Javaファイル |
webapp | JSPファイル・HTMLファイル・CSSファイル・画像などの Webページに関するファイル |
本コースではJSPファイルと、CSSファイルしか使用しないので「webapp」フォルダー内にファイルを作成していきます。
2. URLの構成
プロジェクトの実行後、表示されたブラウザのアドレスバーを確認すると、「localhost:8080/form_jsp/」とURLが表示されます。
このURLを省略せずに書くと、下記のようになります。
URLの構成
(1) | 通信方式 |
(2) | サーバー名(localhostは自分のPCを指します) |
(3) | ポート番号 |
(4) | プロジェクト名 |
(5) | 「webapp」フォルダーからのパス |
このようにURLで指定することで、「index.jsp」をブラウザで表示することができます。
動的WEBプロジェクトでは、プロジェクトの実行後に最初に表示されるファイルとしてデフォルトで「index.jsp」が設定されています。また、「index」というファイル名はURLから省略することが可能となっており、
「localhost:8080/form_jsp/」
「localhost:8080/form_jsp/index.jsp」
のどちらのURLでアクセスしても「index.jsp」を表示することができます。