MVC
目次
- 解説
- 1. MVCとは
- 2. M(Model)
- 3. V(View)
- 4. C(Controller)
解説
1. MVCとは
このコースで作るつぶやきアプリは、MVCパターンを用いて作成します。
MVCとはシステム開発の設計パターンの1つで、プログラムを「モデル(Model)」、「ビュー(View)」、「コントローラー(Controller)」に分けて開発することを指し、それぞれの頭文字を取ってMVCパターンと呼ばれています。
2. M(Model)
モデルとは、データの加工や、DB操作、その他ロジック部分を担当するシステムの根幹部分です。
つぶやきアプリではモデルにJavaファイルを使用し、つぶやきをDBに登録したり、つぶやき一覧を取得したりする役割を持っています。
3. V(View)
ビューとは、アプリケーションにおいて、ユーザーから見える部分を指し、モデルがDBから取得したり、加工したデータを画面に出力する役割を持っています。
ビューにはHTMLファイルを利用することが多いのですが、つぶやきアプリでは学習の為JSPファイルを使用します。
4. C(Controller)
コントローラーとは、ユーザーからのリクエストをもとに、該当するモデルのメソッドを呼び出す、モデルとビューをつなぐ役割を持っています。
つぶやきアプリではコントローラーにサーブレットを利用し、つぶやきの投稿や、表示、削除のリクエストをもとに、該当するモデルを呼び出す等の役割を担っています。
処理の流れ
(1) | ユーザーによる操作 |
(2) | ブラウザからのリクエスト |
(3) | 処理の呼び出し |
(4) | DB操作 |
(5) | データの返却 |
(6) | 処理結果の返却 |
(7) | ブラウザへレスポンス |
つぶやきアプリは、以上の流れで処理できるように実装していきます。
問題
確認問題
確認問題1
MVCパターンの説明として正しくないものはどれか?