クラス(概要)
目次
- 解説
- 1. クラスとは
- 2. クラス宣言
- 3. クラス名とファイル名
解説
1. クラスとは
「FirstStep.php」について、外側のブロックにもう少し注目して見てみましょう。
<?php
// プログラムの実行箇所
FirstStep::main();
// プログラムの定義
class FirstStep
{
public static function main()
{
// 処理
echo 'Hello!';
}
}
この7行目から13行目までのブロックをクラスと言い、プログラムやデータを塊として管理・操作するためのブロックです。
2. クラス宣言
6行目はクラス宣言部といい、「class」「FirstStep」の2つの部分で構成されています。それぞれ下表のとおりの意味・役割を持っています。
部分 | 名称 | 意味・役割 |
---|---|---|
FirstStep | 識別子 | 後に続くブロックに付けた名前です。 自由に命名できますが、ここではクラス名となるため 各単語の先頭を大文字とする命名規則に従います。 |
class | キーワード | 後に続くブロック(およびこの宣言自体)が 「クラス」という構造であることを示します。 |
※クラス構造の詳細は今後学習します。
3. クラス名とファイル名
「FirstStep.php」というファイルに「FirstStep」というクラスが定義されています。この関係性は単純でとてもわかりやすいですよね。
場合によっては「ClassA.php」というファイルに「ClassA」と「ClassB」のように、複数のクラスを定義することもあります。ただし、ソースファイルを管理しやすくするために、なるべくひとつのソースファイルには、同名のクラスをひとつ定義するようにしましょう。
問題
確認問題
確認問題
この中でクラスの説明として正しくないものはどれか?