拡張for文
目次
- 解説
- 1. 拡張for文
解説
1. 拡張for文
ここまで、配列の中身を順番に出力する(列挙する)処理を例として、while文とfor文の使い方を見てきましたが、どちらも添字を使って配列の各要素を取得していました。
そもそも配列の各要素を順番に取得して、その要素ごとに、要素の数だけブロック内を実行するためのループ構文を作ってしまおう、これが拡張for文です。
static function practiceForEach() {
$sellCounter = [10, 20, 30];
foreach ($sellCounter as $counter) {
Logger::echo($counter);
}
}
キーワード「foreach」に続く丸括弧の中は「as」で2つに区切られています。仮に
foreach ( A as B ) { ~ }
とした場合、
- Aに、配列を置く
- Bで、配列から取り出した各要素を入れる変数を作成する
のように非常にシンプルな構造です。Aの配列から要素をひとつずつ取り出してBに代入し、ブロック内を実行します。
配列と同時にその添字も役に立つ場合(例えばランキング表示処理で、添字に+1した数字を順位として表示するなどの場合)以外には、この拡張for文を使用するようにしましょう。
問題
確認問題
確認問題
次のコードの中で、拡張for文の使い方が正しいものはどれか。