Controllerの作成

前のページでは、ルーティングを担当する「web.php」ファイルに直接、Viewを呼び出す処理を記述してきましたが、 『PHP WEB中級』コースと同じように、Viewを呼び出す処理をコントローラーに移しましょう。

Laravelでは、コントローラークラスを「app > Http > Controllers」フォルダー内に作成します。

手順1

<?php

namespace App\Http\Controllers;

// Controllerクラスを継承したクラスがコントローラーとして機能します。
class HomeController extends Controller
{
    //
}

<?php

namespace App\Http\Controllers;

// Controllerクラスを継承したクラスがコントローラーとして機能します。
class HomeController extends Controller
{
    /**
     * ログイン後のホーム画面を表示します。
     */
    public function getHomeView()
    {
        return view('home');
    }
}

ログイン後のホーム画面を表示するgetHomeView()メソッドを、HomeControllerクラスに作成することができました。

次は「web.php」ファイルからHomeControllerクラスのgetHomeView()メソッドを呼び出してみましょう。

「web.php」ファイルからコントローラーのメソッドを呼び出すには、ルーターメソッドの第二引数に、「'コントローラー名@メソッド名'」と指定します。

手順2

Route::get('/home', function () {
    return view('home');
});

↓

Route::get('/home', 'HomeController@getHomeView');

ブラウザから http://localhost/home にアクセスし、コントローラーに処理を移す前と同じく、ホーム画面が表示されることを確認しておきましょう。

http://localhost/ にアクセスすると表示されるwelcomeページは、Laravelプロジェクト新規作成時の確認用の画面です。URLパス「/」（ルート）にアクセスすると、「/login」にリダイレクトさせるルーティングを追加しましょう。

構文：リダイレクト

Route::redirect('リダイレクト元のパス', 'リダイレクト先のパス');

Route::redirect('/', '/login');

手順3

Route::get('/', function () {
    return view('welcome');
});

↓

Route::redirect('/', '/login');

ブラウザから http://localhost/ にアクセスし、http://localhost/login にリダイレクトされることを確認しましょう。

なお、Laravelの認証機能では、アプリケーションへログイン中に「/login」にアクセスすると、「/home」にリダイレクトされる仕様となっています。「/」->「/login」のリダイレクトを確認する場合は、ログアウトしてから http://localhost/ にアクセスしてくだい。

このページの学習を終えたら、Sourcetreeからコミット・プッシュをおこないましょう。