はじめに

目次
  • 解説
  • 1. Javaとは
  • 2. Javaプログラムが動く環境
  • 3. このコースで学ぶ内容
  • 4. 学習に必要な前提コース
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解説

1. Javaとは


Javaとはコンピューターと会話するためのプログラム言語です。Javaのプログラムコードを書いてコンピューターに指示を行うことで、人間には到底できない複雑な計算処理を実現できるのです。

実際には、コンピューターでは「0」と「1」で組み合わされた非常に単純なデータしか処理できません。そのため、作成したJavaのプログラムコードはコンパイルという翻訳作業を行ってからコンピューターに渡されます。

プログラム言語のコンパイル

2. Javaプログラムが動く環境


コンピューターと一括りに言っても、Windows / Macintosh / Linux などの OSオペレーティングシステム)の違いがあります。また、パソコン(パーソナルコンピューター)だけでなく、スマートフォンやタブレット、家電の中にもコンピューターは存在します。

Javaプログラムは、これらの様々な環境で動かすことができる仕組みになっているため、下表のような多岐に亘る分野で、ソフトウェアやサービスの構築に採用されています。

Java利用分野・稼働環境

分野Javaが動いている場所
デスクトップアプリパソコン(Windows / Macintosh / Linux系)
スマートフォンアプリスマートフォン(Android系)
Webアプリサーバー(Servlet / JSP)
ゲームゲームハード、パソコン、スマホ、サーバーサイド
業務システムメール配信、商取引、決済、物流制御などの処理サーバー
組み込み系家電、コンビニレジ、センサーやディスプレイなどの制御

3. このコースで学ぶ内容


このコースでは、下表のようなJavaの基本的な構文や構造をひととおり学習します。そしてそれを使って、最初のアプリケーションを作成しましょう。

主な学習内容

基本構文基本構造
型・変数・定数パッケージ
式・演算子クラス
条件分岐・比較演算メソッド・プロパティ
配列・ループ継承・オーバーライド

4. 学習に必要な前提コース


このコースは、下表の各コース・手順を完了している前提で学習を進めていきます。

前提コース

(1)環境設定:VSCode(インストール)
(2)環境設定:VSCode(基本設定)
(3)環境設定:VSCode(基本操作)
(4)環境設定:VSCode > コース別設定(Java基礎)