はじめに

目次
  • 解説
  • 1. PHPとは
  • 2. PHPプログラムが動く環境
  • 3. このコースで学ぶ内容
  • 4. 学習に必要な前提コース
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解説

1. PHPとは


PHPとはコンピューターと会話するためのプログラム言語です。PHPのプログラムコードを書いてコンピューターに指示を行うことで、人間には到底できない複雑な計算処理を実現できるのです。

実際には、コンピューターでは「0」と「1」で組み合わされた非常に単純なデータしか処理できません。そのため、作成したPHPのプログラムコードは、実行時にプログラムを一行ずつコンパイルという翻訳作業を行ってからコンピューターに渡されます。

コンピューターが理解できるレベルのプログラム言語を低水準言語と言い、PHPのような人間が理解できる高水準言語は、低水準言語によるプログラムの組み合わせでできています。

プログラム言語のコンパイル

2. PHPプログラムが動く環境


コンピューターと一括りに言っても、Windows / Macintosh / Linux などの OSオペレーティングシステム)の違いがあります。また、パソコン(パーソナルコンピューター)だけでなく、スマートフォンやタブレット、家電の中にもコンピューターは存在します。

PHPプログラムは、これらの様々な環境で動かすことができる仕組みになってはいますが、 主にWeb開発に使用され、ホームページやショッピングサイト、SNSなどのWebサイト・Webアプリを開発することを得意としています。

3. このコースで学ぶ内容


このコースでは、下表のようなPHPの基本的な構文や構造をひととおり学習します。そしてそれを使って、最初のアプリケーションを作成しましょう。

主な学習内容

基本構文基本構造
型・変数・定数クラス
式・演算子メソッド・プロパティ
条件分岐・比較演算継承・オーバーライド
配列・ループインターフェース

4. 学習に必要な前提コース


このコースは、下表の各コース・手順を完了している前提で学習を進めていきます。

前提コース

(1)環境設定:VSCode(インストール)
(2)環境設定:VSCode(基本設定)
(3)環境設定:VSCode(基本操作)
(4)環境設定:VSCode > コース別設定(PHP基礎)
(5)Docker:インストール
(6)Docker:Dockerの起動・停止手順
(7)Docker:Apache_PHP > インストール